【 戦略的自己株式の取得 】
世界トップシェアを誇る精密機器製造販売会社の三代目社長から「この時価総額で現会長夫妻(両親)に相続が発生すると、納税資金捻出の為、承継する株式(議決権)の相当数を市場に放出しなくてはなりません。
予めの対処策はありますか。」等として相談を受けた事例です。
当社は現預金等が潤沢且つ無借金経営であった為、最適な資本効率を追求するとの観点等から銀行より長期資金を調達し、公開買付による自己株の取得を行って頂きました。
会長夫妻は株式の売却代金を手にし、改めて人生を謳歌しておられます。 会社は金庫株の一部を償却後、残りの株式等を原資としたM&A戦略を策定しつつあります。
資本効率が向上したことや相続対策が進展したこと等が投資家に好感され、当社株価は上昇しています。
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