｢まんが日本昔ばなし｣のオープニング･シーンが懐かしく想い出されます｡

デンデン太鼓を持った太郎が､辰(竜･龍)に跨り､悠然と空を泳いで行くその姿･･･｡

歌い出しは確か､｢ぼうやぁ よい子だ ねんねしな 今も昔もかわりなく･････｣
だったような｡


( 出所 : 愛企画センター )


因みに､｢まんが日本昔ばなし｣は､昭和50年から平成6年まで続いた長寿番組で､日本各地に伝わる民話などを題材に､39シリーズ1,468話が放送された､とのことです｡

市原悦子さんと常田富士男さんの両名が､一人で何役もの声を使い分ける独特の語りも､大変魅力的でした｡


子供向けアニメ番組として約20年間にわたって親しまれたこの作品は､番組の再放送終了とＶＨＳ販売終了から5年近くを経て､熱望する視聴者らの“悲願”が実り､4月にＤＶＤ化されました｡

東日本大震災の影響で､日本古来の人と人との『絆』を求める風潮が強まっていることも後押しした様です｡


さて､今年はこの｢まんが日本昔ばなし｣カレンダーが大人気であったとか･･･｡

東日本大震災及び原発問題の勃発､そして大増税時代の幕開け､定着した超円高､燻り続ける欧州諸国の債務危機､更にはリーマン･ショック以降世界経済を牽引してきたBRICS諸国の景気減速懸念等､来年に向けてなかなか明るい展望を描き難い状況です｡

故に､それらを背景に『良き時代を懐かしむ想い』や『いやし』を､ 心が求めているのかもしれません｡

来年こそは､皆が希望に確信を持てる様な明るい年となってほしい､と切望しています｡


皆様､どうぞ良い年をお迎えください!!!